今回は個別株投資をする上で重要な指標の一つである営業利益率について書いてみますね。
営業利益率というのは、
売上を営業利益で割ったものです。
(営業利益は売上から売上原価、販売費、一般管理費を引いたもの。つまり原価と経費を引いたもの)
その企業の本業で稼ぐ力を表します。
例えばコメダホールディングス<3543>の2022年2月期の営業利益率は
売上高:33317百万円 営業利益:7305百万円なので、
7305百万円÷33317百万円=21.9%
売上に対して20%以上儲けが出る、ということです。
売上からコーヒーやパンの材料費、パートさんのお給料、賃料を払ったあとの利益ですね。
おっと、びっくり。
ライバルのサンマルク<3395>やドトール日レス<3087>は2022年度は赤字でした(涙)ので、
コロナ前の2020年度の営業利益率をもちいて説明しましょう。
コメダ:2020年2月期:25.2%
サンマルク:2020年3月期:6.03%
ドトール:2020年2月期:7.84%
同業他社で比較するとダントツにコメダの営業利益率が高いことがわかります。
例えば売上が同じ100万円だとすると利益は、
コメダ:25万2000円
サンマルク:6万300円
ドトール:7万8400円、の稼ぎです。
全然違いますね。
営業利益率は高ければ高いほど良いです。
営業利益率が2ケタの企業は売上が増えると利益もドカンと増えます。
つまり成長性も高い、ということになります。
投資家が大好きなのは「成長性の高い企業」です。
このように投資では営業利益率に注目することが一つのポイントなのです。
ではなぜコメダが高いのか? 次の機会に解説しますね。
今日のおやつはCARAMERのキャラマーサンド。フロランタン好きにはたまらない間違いない美味しさ💓です。
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